ひそかに悩んでいる人も多い歯ぎしり。
自分ではなかなか気付きにくいので、他人から指摘されて初めて自覚する人も多いですよね。実は私も子供のころからずっと歯ぎしりに悩まされています(^^;)
歯ぎしりは周りに迷惑をかけるだけではなく、エラが張ってきて顔が大きく見えたり、歯が欠けてしまったりと良くないことだらけです。
ですから私自身もずっと改善したいと思っていたのですが、なかなかよい改善方法が見つからず・・・。そんな中ふと歯を見たら欠けている箇所が!
これはまずいと思い、とりあえず歯医者さんで歯ぎしり用のマウスピースをつくってもらうことにしました。
最初は音や自分の歯やあごのためにとだけ思っていたのですが、使い続けているうちに小顔効果も出てきたので、今回は、歯ぎしり用マウスピースの効果や作るのにかかった費用や時間、実際に使ってみた感想をレポートしていきたいと思います。
スポンサーリンク
目次
マウスピース
私がつくってもらったのは、こちらの上の歯に直接はめるプラスチックタイプのマウスピースです。
歯の形に添った薄いものですが、下の歯と接触するかみ合わせ部分だけ分厚くなっており、滑りやすく平らになってます。
このマウスピースは歯ぎしりを防止するものではなく、歯ぎしりによる摩擦を抑え歯やあごの負担を小さくするものです。
かみ合わせ部分が平らになってることで簡単に擦れるため、その分あごの力がかからなくなることと、歯と歯の接触による歯の損傷を防ぐことができるというメリットがあります。
歯はとても硬くできているのですが、歯ぎしりというのは起きている時には怖くてできないくらいの強い力がかかっているので、常習化すると歯が欠けたりひびが入ったりします。
実際私も少し欠けている箇所の他にひびが入っている箇所もありました・・・(´・ω・`)
このマウスピースをつけていると、歯ぎしりをしてもするする擦れるだけなので音もそんなにしなくなります。(カチカチする時の音は多少すると思います。)
どんな歯医者さんで対応してもらえるの?
私が行ったのは歯ぎしり専門とか矯正歯科ではなく通常の歯医者さんでした。
基本的に虫歯の時に行く普通の歯医者さんで対応してもらえます。ですがマウスピースを扱っていないところもあるので、診療案内に歯ぎしりが入っているかをチェックしたり、心配であれば一度電話をかけて確認するのが確実です。
つくるのにかかった費用と時間
私の場合は、
★歯ぎしりの相談
- 実際に見てもらい歯ぎしりの説明やマウスピースの提案を受ける
- マウスピースをつくってもらうことにしたので歯型をとってもらう
一週間後・・・
★マウスピースが完成
- 細かい調整をして違和感がないかを確認
- マウスピースの洗い方や保管方法などを教わる
二週間後・・・
★マウスピースが上手く使えているかの確認
こんな感じだったのでマウスピースができるまでに約一週間、調整やら何やらで歯医者さんに通った期間が一か月程度でした。
料金はマウスピース代が約5000円、その他診療代は毎回1000円かからなかったので、トータルしても10000円いきませんでした。
保険が適用になるので意外にお安くできてよかったです(^^♪
実際使ってみた感想
歯に物を入れたまま寝るので違和感はやっぱりあります(^^;)
ですがきちんと自分の口に合わせてもらっているので痛みはなく、気になって寝れない!というほどではないです。私は歯列矯正の経験があるので違和感に慣れていたということもあるかもしれませんが・・・(笑)
そして気になる音ですが、家族に聞いたら歯ぎしりの音が聞こえなくなったと言っていました!(^^)!よかった!これなら旅行の時にも迷惑をかけなくて済みそうです。
あと実感としてあったのが、マウスピースを使うようになってから頭痛が減ったということです。
歯ぎしりをする人や日中歯を食いしばる癖のある人は首や肩周りの筋肉がコリやすく、それにより頭痛が起きやすくなります。
実際私も肩コリがひどく頭痛に悩まされていたのですが、マウスピースを使用するようになってから症状が軽くなりました。
小顔効果
正直、マウスピースによる小顔効果についてはそんなに期待していませんでした(^^;)
歯が欠けたことに危機感を感じてとりあえず歯を守らないと!と思って歯医者さんに行ったので、そこまで考えてなかったんですよね。
ですがマウスピースを使い始めてから一か月後くらいにふと鏡を見たら
「あれ・・・なんか顔がシュッとしてる・・・(´・ω・`)!」
どこが変わったんだろうと考えてみたら、エラがなくなってたんです。
昔からエラが張っているのが少しコンプレックスで、基本的に髪の毛でエラを隠すようにしていました。
なので気付くのが遅くなったのですが、顔を洗う時などに顔全体を見たら明らかにエラの角ばった感じが減っているのです!!
こちらがマウスピース使う以前の写真です。
普通に撮ってた写真を拡大したものなのでちょっとわかりにくくてすみません(*_*)
そしてこちらがマウスピースを使用して約一か月後の写真です。
そしてこちらがさらに一か月後の写真です。
マウスピース使用前の写真が笑顔だったりして少し比較しにくいんですが、それでも耳から下のラインに変化があるのがわかりますかね?
一か月後でもかなりシュッとした印象がありましたが、二か月後にはさらにスッキリとしています(*´▽`*)
歯ぎしりをする人は毎晩強い力で歯を噛みしめているので、あごの筋肉が凝り固まり、自然とエラが張ってくるのです。それがマウスピースをつけたことによって改善されたということですね。
実際こんなに変わると思っていなかったので衝撃でした(@_@)
痩せてもいないのに(むしろ太った(笑))耳からあごまでのラインがシュッときれいになったのには感激です( ;∀;)
スポンサーリンク
歯ぎしりの主な原因
そもそも歯ぎしりには、いくつかの原因があると考えられています。
1.ストレス
歯ぎしりの代表的な原因として、ストレスの影響が考えられます。日中に受けたストレスを睡眠中に発散させるためのものだという説です。
ストレスを強く感じた時には歯ぎしりをしやすいので、日ごろからストレスを発散する習慣をつけ、できるだけため込まないようにするのが大切です。
・・・私のように特にストレスの自覚症状がなく、子供のころからずっと歯ぎしりをしている場合は改善するのは難しいような気がします。
2.歯のかみ合わせ
歯並びが悪い人は、上下の歯のかみ合わせが悪く、歯ぎしりを起こしやすくなります。歯並びが悪い人が歯ぎしりをすると、特定の歯に多くの力がかかりダメージを受けるのが特徴です。
・・・私の場合、歯列矯正をしてかみ合わせを治しても歯ぎしりは改善されなかったので、かみ合わせが原因ではなかったようです。
3.癖
無意識に行っている癖が寝ている間に出ることもあります。日中の食いしばりや、Tooth Contacting Habit (歯列接触癖)です。
この動きを筋肉が記憶していることにより、夜間にも歯ぎしりが発生します。
・・・これ、意識してみないとなかなか気付かないのですが、意外にやっている人多いと思います。
私はパソコンを見ている時などふとした瞬間に歯を食いしばっていることが結構ありました。肩こりや頭痛の原因にもなりますし、心当たりのある方は意識的に治した方が良いでしょう。
4.お酒やたばこ
お酒やたばこ、カフェイン、抗うつ剤には眠りを浅くする働きがあります。浅い眠りのレム睡眠のときは、歯ぎしりが起きやすくなります。
・・・こちらは歯ぎしりが起こりやすくなるというだけなので、直接的な原因ではなさそうです。
以上の原因を見てわかるように、歯ぎしりは自分の努力で治すのが難しいんですよね。
唯一3の『癖』は意識することで改善は可能ですが、日中歯を食いしばらなくなったからといって、すぐさま歯ぎしりをしなくなるというわけでもありません。
色々試している間にも、繰り返される歯ぎしりよって歯やあごの負担は大きくなります。そのためマウスピースで歯やあごにかかる負担を少しでも軽くすることに意味があるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?夜少し寝ずらいこと以外はメリットばっかりだったので、私はマウスピースをつくってよかったと思っています(*^^*)
最近では自分でつくれるタイプのマウスピースも売っているみたいですが(確か3000円しないくらい)、せっかくなら歯医者さんでつくってもらうのがオススメです。
きちんと調整してもらえますし、私のマウスピースの場合、使っているうちに平らに補強しているかみ合わせ部分が削れてくるそうですが、そうなったらその部分だけ補強しなおしてもらえます。
市販のだと壊れたりしたらもう使えないですからね(^^;)料金的にも歯医者さんの方がお得な気がします。
ただ、一応注意していただきたいのは、今回紹介したのはあくまでも私が行った歯医者さんでの話だということです。
歯医者さんによってそれぞれマウスピースのタイプが違ってくるかと思いますので、そうなると当然値段も変わってきます。なので「こういうのもあるよ~」という目安として考えていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!もし何か質問等あればお気軽にコメントください(*^^*)それではまた~(^^)/
スポンサーリンク