まだそんな年でもないのに爪に縦じわがあって悩んでいるという方、意外に多いのではないでしょうか?
私も最近爪にうっすらと縦じわが入っているのを発見しました。
老化の証とも言いますが、そもそもどうして爪に縦じわが入ってしまうのでしょうか?
原因と改善方法を調べてみました。
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目次
爪に縦じわが入る原因は?
爪に縦じわが入るのには、大きく分けて
- 老化
- 栄養不足
- 乾燥
という3つの原因があります。
老化
爪の縦の筋は爪甲縦条(そうこうじゅうじょう)といいます。
爪のしわも肌のしわと同じように、年とともに増えていきます。
50歳を過ぎるとほとんどの人にこの症状がみられるようになりますが、特に病気のサインなどではないので、それほど心配することはありません。
栄養不足や不規則な生活
爪はケラチンという繊維タンパク質からできています。
ダイエットなどで肉類の摂取が減ることにより、タンパク質や亜鉛不足になることで縦じわが入ることがあります。
また、老化よって胃腸の働きが衰え、爪に十分な栄養素が行き届かなくなることでもしわが入るようになります。
そのほかにも血行不良、ストレス、睡眠不足などにより爪が十分に成長できないことでも、縦にしわが寄って線が入ってしまいます。
ちなみに私の手の親指は今こんな感じに縦にでこぼこしています。
睡眠不足など不規則な生活の結果でしょうか(;O;)
乾燥
肌のしわと同じように、乾燥すると爪の表面に縦線上の凸凹が現れます。
爪に栄養や水分・油分が足りていないと乾燥しやすいため、特に冬に現れやすく、乾燥肌の人は季節を問わず縦じわが気になっているかもしれません。
また、爪の表面からは常に水分が蒸発しているのですが、付け爪・人工爪(アクリル樹脂)を装着すると、爪の水分の蒸発が妨げられ、自爪が弱くなってしまいます。
縦じわを改善する3つのポイント
一度しわが寄ってしまった爪を戻すことはできないので、新しく生えてくる爪にしわが寄らないように生活習慣を改善しなければなりません。
1.栄養をきちんと取る
栄養バランスの良い食事をとるのはもちろんですが、爪をつくるもととなるたんぱく質が不足しないように気を付けましょう。
たんぱく質を多く含む
- 肉類
- 魚介類
- 卵類
- 大豆製品
- 乳製品
を積極的にとるのがオススメです。
また、たんぱく質の合成にかかわっている亜鉛を摂取することも大切です。
亜鉛は肉や魚介、種実類(かたい皮や殻に包まれた食用の果実・種子のこと。(例)アーモンド、カボチャの種)、穀類など多くの食材に含まれますが、お肉や魚、卵などの動物性たんぱく質と一緒にとると吸収されやすいです。
参考:栄養の教科書(新星出版社)
また、爪の健康状態に大きくかかわってくるのがシリカ(ケイ素)です。
シリカは別名「美のミネラル」とも呼ばれる、人体を構成する大切な成分です。
爪の主成分であるコラーゲンやケラチンと深く作用し合っているので、シリカが不足すると爪に縦線が入ったり、柔らかくなったりと様々なトラブルが起きてしまうのです。
つまり爪の状態が悪くなっている方は、シリカ不足であると考えていいでしょう。
ただ、実はシリカは食事でとるのが難しいとされています。
(例)1日摂取推奨量40mgを取るのに、白米→80杯、リンゴ→50個
そのためサプリメントで補うのが一番効果的です。
シリカ水などもあるのですが、少し飲みにくかったりもするので、普段水を買って飲まない私のような人からするとちょっと続けにくいですね。
私のオススメはNailly(ネイリー)という爪を内側からケアできるサプリメントで、シリカだけではなく亜鉛やプレケラチン、コラーゲンペプチドなど様々な美容成分も含まれています。
シリカが不足すると爪だけではなく肌や髪にも影響が出てくるので、積極的に補っていきたいですね。
<Nailly(ネイリー)公式サイト>
2.規則正しい生活を送る
眠っている間に爪は作られています。睡眠時間が短かったり、不規則な生活を送っていると爪に縦じわが入りやすくなります。
長く眠るというよりも、規則正しいリズムで良質な睡眠をとるよう心がけましょう。
その他にも血行不良よっても爪が上手く成長できなくなるので、血流を良くするために適度な運動をしたり、お風呂に入る際きちんとお湯につかって体を温めることも大切です。
3.保湿をする
乾燥を防ぐために爪を保湿することも大切です。
ハンドクリームを塗るときは指先だけでなく、爪や爪のまわりの皮膚にも塗るようにしましょう。
保湿するときに爪の両はしを反対の手の親指と人差し指で挟んで揉むようにマッサージするとなお良いです。
血行が良くなり、新陳代謝をアップさせることで爪のターンオーバーを促すことができます。
他にもネイルオイルを使って爪の乾燥を防ぐのも良いでしょう。
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爪の表面をやするのはNG!
しわを隠すために、爪の表面を何回もやすりがけするのはやめましょう。
多少でこぼこが小さくなることで一時しわが薄くなったように感じるかもしれませんが、根本を改善しないとすぐ縦じわは出てきますし、何回も削ることで爪自体が薄くなってしまいます。
生え変わるまでの間少しでも目立たなくするためには、浸透力の高い爪用の保湿オイルを塗るのが保湿もできてオススメです。
横じわができる原因は?
爪の根元の部分、甘皮のところを傷つけてしまったり、刺激してしまったりすると、爪の再生の際に変化が生じ、横じわの入ったでこぼこのつめが生えてきたりします。
また、強いストレス、高熱、手術などによる体調不良などにより、爪母(爪の根元の半月部分)の爪を作る働きが一時的に弱まり、横線が年輪のように残ることもあります。
その他にも横に凸凹しているだけでなく白く濁っているような場合は水虫の可能性もあります。
水虫は、菌の有無を調べないと判断できませんので、気になる方は皮膚科を受診されることをおすすめします。
黒い線が出てきたら要注意!
こどもの場合は生後間もなくから爪に黒い部分が現れることがあり、一時的に広がったりすることもありますが、いずれ消失することが多いので基本的には心配ありません。
ですが思春期以降にできる黒い縦線は、悪性黒色腫(メラノーマ)という皮膚がんの可能性があります。
もし、幅が広くなったり、色が濃くなったりすれば危険信号なので、すぐに皮膚科を受診して下さい。
まとめ
爪に縦じわができるのは老化が主な原因ですが、若くても栄養不足や不規則な生活によってしわが入る可能性があります。
私はまだ一応20代なので、最近夜更かしが続いたことに加え、マニュキュアを付けたり取ったりしたことよって爪に負担がかかってしまったのだと思います((+_+))
保湿を頑張りつつ、生活習慣を見直していかないとですね!
ちなみに爪のピンクの部分(ネイルベッド)を大きくする方法はこちら↓の記事で紹介しています。
>>爪のピンク部分を伸ばすのにかかる期間は?爪の形を美しく変える方法
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