自然乾燥は何がダメ?髪によくない理由を徹底解明!

「濡れた髪をドライヤーで乾かさず、自然乾燥させるのは髪が痛む原因になる」
というのは最近では常識になってきてますよね。
ですが「面倒だし・・・」とついつい乾かさないまま過ごしているという方も意外に多いのではないでしょうか。そもそもドライヤーの熱の方が髪に良くないんじゃない?と私も思っていました。(笑)
そこで今回はそんな半信半疑の皆さんのために!髪が痛む仕組みについて詳しく紹介していきます。



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髪というのは大部分がコルテックスと呼ばれるたんぱく質でできており、ここに水分が貯められています。
そしてキューティクルと呼ばれる薄い膜が髪の一番外側を覆っています。そのキューティクルがダメージを受け、剥がれてしまうと髪の水分やたんぱく質が逃げ出してしまうので髪がパサつき、傷んでしまうのです。

それと自然乾燥がどう関係してくるのかというと、髪は濡れるとキューティクルが開いた状態になるため、ダメージを非常に受けやすくなってしまうのです。
ちょっとした摩擦でもキューティクルがささくれたり、剥がれたりしてしまうため、

自然に乾くまで放置している

髪が濡れている状態が長くなる

ダメージを受けやすい状態が長く続く

髪が傷みやすくなる

となるのです。

キューティクルは髪が乾けば閉じますので、できるだけ早く乾かすのが髪をダメージから守ることにつながります。髪が濡れたまま寝るのは言語道断ということですね。

その他にも自然乾燥のデメリットとしては、
頭皮が蒸れることにより雑菌が繁殖し、生乾きの嫌な臭いの元になることも挙げられます。濡れた髪を放置していることによる蒸れた頭皮は、雑菌やダニの繁殖に適した温度・湿度になっており、頭皮のかゆみや炎症の原因にもなります。
せっかくお風呂に入ってキレイになったのに、髪をすぐ乾かさないだけで雑菌を増やしてしまっていると思ったら悲しいですよね。

また、濡れた髪を放置していると頭皮の温度の低下により血行不良になるとも言われています。頭皮の血の流れが悪くなるということは、栄養や酸素も行き渡りにくくなるということですので、薄毛の原因にもつながるのです。

つまり自然乾燥させている=髪を濡れたまま放置しているということは

・髪を長時間ダメージを受けやすい危険な状態にさらしている

・雑菌の増殖を誘発し、生乾き臭、頭皮のトラブルの原因をつくっている

・血行不良による薄毛の可能性を高めている

ということになるのです。
どうですか?髪を乾かさないでいるのが怖くなってきませんか?(笑)

とは言え、ドライヤーの熱が髪にダメージを与えるのも事実ですので、
ドライヤーで乾かす時は

頭からある程度離して
同じ場所に長時間当てないようにし
髪の根元・内側から乾かす

のがポイントです。基本的には上から下(毛先)に向かって風を当て、乾かしすぎ(オーバードライ)には気をつけましょう。ドライヤーを使う前に髪を保護するヘアケア商品を使うとなお良いです。
髪が長い方だと乾かすのも大変ですし、面倒くさいと思いますが、美しい髪・健康な頭皮のために頑張っていきましょう。



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