事務員さんって意外に髪が明るい人が多かったり、巻き髪の人がいたりと、わりと髪型に対して自由なイメージがありますよね。
「髪を暗くしたくないから事務で働きたい!」
と思っている方も結構多いかもしれません。
ですが実は事務員の中にも暗黙のルールのようなものがあって、それを破ってしまうと会社から注意を受ける可能性もあります。
今回は
怒られるのは嫌だけどオシャレはしたい!
そんな方のために、現在事務員として働いている私が、事務職種での髪に対する一般的な判断基準や、注意を受けるかもしれない髪型、実際に普段私がしている簡単ヘアアレンジ方法について紹介していきます。
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目次
事務員の髪型の自由度はどれくらい?
接客業と違って髪型に対する明確な規定がないことが多い事務員ですが、どんな髪でも許されているというわけではありません。
色・パーマ・長さ・アクセサリーの4つの視点から一般的な基準を紹介していきます。
色(ヘアカラー)
接客業であれば髪の明るさについて決まりがある場合も多いですが、事務職であれば髪色について規定を定めている会社は少ないかと思います。
ですが、だからと言ってどんな明るさでもOKというわけではありません。
事務職であってもヘアカラーの明るさレベルは10くらいまでが無難です。
日本人の染めてない黒髪はだいたい4〜6レベルなので、一般的に7レベル、もしくは8レベルまでがを明るさの上限としている企業が多いようです。
12~14はハイトーンと呼ばれ、ブリーチなしで明るくできる限界値です。
実際このレベルの髪の明るさをした事務員さんもたまに見かけるのですが、やはり注意される可能性があるので最初は避けた方がいいでしょう。
ちなみに私は8レベルで染めてますが、色が抜けている毛先は9、10レベルになっています。
どうしても日が経つと色が抜けて、染めた当初より明るくなってきてしまうので、8レベル以下で染めた方が安全です。
また、色味によっても少し明るさが違ってきます。
赤みが強い色は明るさが出やすく、青みが強い色は少し暗めに見えます。
同じ明るさレベルでも印象がかなり違ってきますので、なりたい髪の色味に合わせて調整しましょう。
パーマ
その会社に特別にパーマに関する規定があれば別ですが、そうでなければ基本的にパーマはかけていても問題はありません。
ただカールの強いデジタルパーマなどは、職場で少し浮く可能性があるので避けた方が無難かもしれません。
カールが小さいとクリクリ感が強くなって目立ちやすいですが、流行りのゆるふわパーマであれば特に注意されることはないでしょう。
長さ
ボブ(ショートヘア)~腰の長さくらいまでのロングであれば特に問題はありません。
私の周りにはショートヘアの事務員さんが多いです。
しかしベリーショートの方はほとんど見かけません。
ダメということはないのかもしれませんが、年配の方からはちょっと奇抜だと思われる可能性があるので避けた方がよいかもしれませんね。
ロングヘアーも腰以上に長くなってしまうとちょっと鬱陶しい印象を与えてしまうので、髪をまとめるなどの工夫が必要です。
ヘアアクセサリー
華美なものでなければ、多少飾りのついたアクセサリーを使用しても問題はありません。
私も会社でこのようなシュシュを使っています。
ただあまり派手な色合いのものや、飾りが大きいもの、ビジューなどキラキラしすぎているものはオフィスにそぐわないので避けましょう。
ヘアアクセサリーは私服だと比較的なじみやすいですが、制服だと浮いてしまうこともあるので、制服の職場の場合ブラックやブラウン、ネイビーなどを選ぶと良いと思います。
また、シュシュやバレッタ、バナナクリップなど、髪をまとめたりとめたりするためにヘアアクセサリーを使うのは良いですが、ただのオシャレのためのヘアアクセサリーはNGです。
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こんなヘアスタイルは要注意!? 避けた方がいい髪型とは?
してはいけないヘアスタイルのポイントは、大きく分けると清潔感のなさと奇抜さの2つです。
社会人として相手に不快感を与えるような身だしなみはしてはいけません。
また、いくらオシャレでも周りから浮いてしまうような髪型は避ける必要があります。
それをふまえた上で上司から注意を受けてしまうかもしれない髪型の例を5つ紹介します。
ボサボサな髪
事務員に限らず、社会人として清潔感のない髪型はNGです。
最低限出勤前に髪はとかしましょう。
風でボサボサになってもすぐ整えられるように、クシ(コーム)を持ち歩いていると安心です。
また、ベタついて見えないようにきちんとお風呂にも入りましょう。
長すぎる前髪
きちんとピンで留めていたり、横に分けたりしていれば良いですが、明らかに目にかかっているような長い前髪はNGです。
周りからみても鬱陶しいですし、だらしなく見えてしまうのできちんと目が見えるように工夫しましょう。
アシンメトリーや刈上げなど奇抜な髪型
いくら接客業ではないとはいえ、会社で働くうえであまり奇抜な髪型はNGです。
デザイン系のオシャレな事務所とかであれば別ですが、通常のオフィスであれば悪目立ちしてしまいます。
前髪をピンでとめて長さの違いがわからないようにしたり、後ろ髪をまとめてごまかすなどをすると良いかもしれません。
眉上1センチ以上の前髪
ダメというわけではないのですが、もしかしたら注意を受けるかもしれません。
束間があったり少しカールしてたりして全体的に髪になじんでいれば良いですが、厚みのあるぱっつん前髪とかだとちょっとオフィスでは浮いてしまいます。
2つ結びやちょんまげ
これも微妙なところではあるのですが、やはり子供っぽい印象を与えてしまうので避けた方がいいでしょう。
2つ結びにするなら耳の下の方で結ぶ、前髪を上げたいなら上品なポンバドールにするなどして、大人っぽい髪型を意識してください。
事務員御用達1分でできる簡単ヘアアレンジ
私も含め他の事務員さんを見ても、凝った髪型をしている人ってあまりいないんですよね。
オシャレすぎると逆に浮いてしまうので、ササっとできて仕事の邪魔にならないポニーテールをしている方が多いです。
(私はそれすらも面倒くさくておろしたままのことが多いですが(笑))
ただ毎日同じだと飽きてしまうかと思いますので、不器用な私でもできるヘアアレンジや、実際に私が仕事中しているヘアスタイルを紹介します。
髪を耳にかける
それだけ?って感じだと思いますが、髪を耳にかけるだけでも意外に印象が変わりますよ。
サイドの毛を軽くねじってから耳にかけ、耳の後ろの目立たない部分をアメピンで留めるだけなので15秒でできちゃいます。
毛量の多い方は軽くワックスをつけてから留めるとまとまりやすいです。
ショートヘアの方は左右どちらかだけにした方がオシャレな印象です。
ハーフアップ
簡単なのにこなれて見えるので重宝しています。普通のハーフアップでも良いですがくるりんぱをした方がオシャレですね。
やり方はとても簡単で、まず両サイドの耳の上の毛を後ろに持ってきて
1つに結びます。
結んだ上の毛を2つに分け、1本にまとめた毛束を間に入れてくるっと1回転させれば完成です。
【完成】
へアクセサリーをつけない場合は細めの目立たないゴムを使った方がこなれて見えます。
私服の会社であればこのくらいのバレッタを付けても違和感がないと思います。
サイドポニー
ヘアアレンジというほどでもないですが、これも普段からよくしている髪型です。
髪の毛をどちらかの耳の下でまとめるだけです。
これも先ほどのハーフアップと同じようにくるりんぱしたらオシャレですね。
ちなみに私が普段している斜め前髪は、コテを使わなくても誰でも簡単にできるので是非試してみくださいね。
>>斜め前髪の作り方はピンがあれば超簡単!写真付きで解説します
まとめ
事務員として働く際には
- 清潔感があるか
- 奇抜ではないか(目立たないか)
- 大人の女性っぽいか
以上の3点に気を付けた髪型であれば、会社から文句を言われることは少ないでしょう。
もちろんどんな髪型でもOKな自由な会社もありますし、逆に茶髪NGの厳しめの会社もありますが、特に規定のない会社については、今回紹介した基準を参考にすれば問題ないと思います。
とは言え、厳しいお局さんがいるかもしれないので(笑)、最初は7、8レベルまでのヘアカラーで、ストレートヘアー、ヘアアクセサリーはブラックかネイビーのシンプルなものを使ったポニーテールとかが一番安心かもしれません。
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