携帯ショップ店員の仕事は何が大変?元店員が仕事内容を全部紹介!

携帯ショップ店員の仕事に興味はあるんだけど、難しそうでなかなか転職に踏み切れない・・・。という方、意外に多いのではないでしょうか?

覚えることが多くて大変
機械に詳しい人じゃないと務まらない

といったイメージがありますよね。実際私も機械に詳しいほうではなかったので働く前は不安だったのですが、同期や先輩方も案外もとから機械に詳しかったという人はあまりいなくて安心したのを覚えています。

でも覚えることが多くて大変というのは事実でした・・・。

そこで今回は携帯販売員への就職を考えている方のために、私が実際に行っていた仕事内容をすべて紹介していきたいと思います。

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目次

接客業務

一番イメージしやすいのはお客様対応ですよね。カウンターに座り接客をしながら各種手続きをしていくのですが、一口に接客といってもたくさんの種類があるので紹介していきます。

料金収納

まず一番初めに教えてもらうのは携帯料金の支払い受付です。

普段携帯代は毎月引き落としになっているのでそもそもショップで料金を払えるということを知らない方も多いかもしれませんが、意外にショップに払いに来る人って多いんですよね。1日1回は必ず対応します。

料金収納の作業は比較的簡単にできるので、数をこなしながら接客の雰囲気をつかんでいきます。

契約内容変更

料金収納の次に覚えるのが契約内容変更手続きです。契約内容変更は簡単なものから難しい手続きまでいろいろあるので、順々に覚えていくかたちになります。

プラン変更や住所変更など、こちらの作業としては簡単だけど対応回数が多い手続きから教えてもらい、わからないことは先輩やサポートデスクに電話で確認しながら知識を増やしていきます。

機種変更

やっと私たちがイメージする携帯ショップ店員のお仕事らしいのがきましたね!

機種変更というのは、現在契約している携帯を新しい機種に変更することですが、すでに自社で契約(データ)がある状態なので比較的手続きは簡単です。

プラン内容や機種が決まったらパソコンで登録手続きをしていき、通信の切り替え作業を行い新しい機種の発着信テストなどをしてお客様にお渡しします。

最初は難しいかもしれませんが、慣れてくれば30分くらいでできる手続きです。

修理受付

ここらへんから少し複雑になってくるのですが、携帯ショップでは調子の悪い携帯電話をお預かりして修理工場へ送る手続きも行っています。

ですがお客様が持ってきたものをすべて修理に出すのではなく、こちらで解決できる不具合ではないかをまず調べます。その際に知識と経験が必要になってくるんですよね。

こういう不具合の場合はアプリが原因だ
この設定をいじればなおる

などの対処法って正直よほど携帯電話に詳しい人じゃない限り、経験していきながらわかっていくものなので、新人には少し難しいです。

あと、修理に出している間の代わりの携帯(代用機)の貸し出し手続きなど、意外にやることが多いので私も最初苦手でした。

新規・MNP

新規というのは、始めて機種を契約する手続きで、MNPというのは他社キャリアから乗り換えをする手続きです。

どちらも機種変更と違い、一からデータの登録作業(名前、支払い情報など)を行わなければならないので時間もかかりますし、確認事項も多くなります。特にMNPは、他社から契約をうつすかたちになるので手続きに必要な書類も多く、説明事項も多くなります。

早くても1時間はかかる手続きです。

案内係

この役割は店長など比較的経験の長いスタッフが行うことが多いです。

混雑している際、全員カウンターで接客するのではなく、一人が案内係として待っているお客さんに事前に要件を聞き、そもそもショップで対応できるものなのか手続きに必要な書類はそろっているのかなどを確認します。

長時間待っていたのに結局は手続きができなかったとなると、お客様にとっても店にとってもマイナスになりますので、そういったことを防ぎ効率よくお客様対応をするために重要な役割になります。

その他

上記で紹介した以外にも契約の譲渡の手続きなど、実際には数えきれないくらい色々なパターンがあります。

それらの手続きは事前に教えてもらうのではなく、そういうお客さんにあたって初めて覚えていくかたちになるので、たまに店にいるスタッフ全員やったことない手続きに新人があたることもあります。

難しい手続きにあたるかは運次第になるのですが、積極的に接客対応に出ている人ほど経験値が上がっていくので、早く仕事を覚えたいならたくさん接客するのが一番です。

事務作業

携帯ショップの店舗には接客スタッフの他に事務スタッフがいるわけではないので、裏方の作業も仕事に含まれます。

掃除

実は店内の掃除もショップ店員の仕事になります。

毎日開店前にその日出勤のスタッフが手分けして床やトイレや棚の上などを掃除します。店舗の外、駐車場のゴミ拾いや雪の日は雪かきもスタッフの仕事です。

在庫・備品管理

店舗には携帯電話、タブレットなどの他に、保護シート等のオプション商品などたくさんの在庫があります。

それらはシステム上で個数を管理しているので、入荷したらバーコードで入庫処理をしたり、月末には入ってきた数と販売した数、現在店にある個数があっているか確認する棚卸の作業があります。

また店内で使う備品もなくなる前に発注する必要があります。

絞め作業

毎日閉店したあとレジ締や書類の片づけなどの絞め作業も仕事になります。

携帯ショップではたくさんの個人情報を扱うので管理は厳重になっています。返し忘れた書類がないか、申込書をきちんと鍵付きの保管場所にしまったかなども確認します。

ポスティングなど宣伝活動

キャンペーン時期やお店が暇な時期は近隣の住宅にチラシを配りに行ったり、契約者に送るメールを作ったり店舗のブログを更新するのもスタッフの仕事です。

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実際の1日の動き

上記で紹介したのが携帯ショップ店員の基本的な仕事内容になりますが、大まかな流れとしては掃除→接客→絞め作業という風になります。

接客の合間に在庫管理やポスティングなどの事務作業を行いますので、比較的お客さんが少なく事務作業も並行してできる平日はわりと早く帰れます。

土日や2、3月の繁忙期は、1日中スタッフ全員が接客に入るので、閉店後にたまった事務作業を行わなければならず、帰るのが遅くなります。

結局何が大変?

携帯ショップ店員の仕事で何が大変なのかというと、それはやはり接客業務です。

先ほど紹介したように、数え切れないほどたくさんの手続きを覚えなくてはなりません。それに加え、プラン内容やキャンペーンも頭に入れ、お客さんに商品を勧めなくてはならないので、正直最初は頭がパンパンになりました・・・。

お客さんに聞かれても答えられないことも多々ありますし、「使えないな」と思われてると思うと悲しくなります(/_;)

教えてもらうだけではなく、日々自分でも勉強しないとまともに接客することができないので、常に頭を使う仕事ではあります。

それ以外の大変なポイントはこちらの記事で詳しく紹介しているのでよかったらご覧ください。

携帯販売員は離職率が高い!経験者がその理由を徹底分析!

携帯に詳しくなくてもできる?

覚えることも多くて大変だし、やっぱり携帯に詳しくないとできないんじゃないの?

と思ったかもしれませんが、実際はそうではありません。

もちろん詳しいにこしたことはありませんが、実際の手続きなどは働いてみないとわからないことなので、働き始めてからどれだけ自分で学ぶ努力をするかの方が大切です。

ただ販売していくうえで機種の性能なども覚えていかなければならないので、多少携帯電話に興味がないと辛いと思います。

まとめ

携帯ショップの店員は、覚えることが多くて大変というのは事実でした。

また、接客業務の他にも事務作業や掃除など、店内全ての業務を行うのが仕事になりますので、周りを見ながらスピーディーに動くことも必要です。
だらだらしてると毎日長時間残業になってしまいますので((+_+))

覚えることが多くて大変ですが、携帯電話や機械に詳しいかはさほど問題ではなく、いかに毎日知識を増やす努力をしていくかの方が重要だと働いてみてわかりました。

ですから、携帯販売員の仕事に興味を持っている方で、機械に詳しくないからと躊躇しているのであれば、そこは気にせずチャレンジしてみてもよいと思います。

大変ですけどね!!(笑)

こちらの記事も合わせてどうぞ♪

携帯販売員にはノルマがある?元ショップ店員が職場の裏側を教えます!
携帯ショップ店員に将来性がないは嘘!?実際働いてみてわかったこと

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