年を重ねるにつれてだんだん気になってくる顔のたるみ。
よくある老化現象と思われがちですが、
実は最近「まだ若いのにたるみが気になってきた・・・」
という方が多いのです。
それはもしかしたら顔ではなく頭皮のコリからきているものかもしれません。
スマホやパソコンを1日中見ていることが多い現代人は肩や頭がコリがち。
頭と顔の皮膚は一枚で繋がっている為、頭皮の状態が悪いと顔にまで悪影響を及ぼすのです。
逆に言えばコリを解消し頭皮が良い状態になると、自然と顔のたるみは改善されていきます。
そこで今回は頭皮のコリによって顔がたるむ原因とその解消法を紹介していきたいと思います。
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目次
頭のコリが顔のたるみを引き起こす理由
顔にはおでこにある前頭筋、こめかみの横にある側頭筋、そして後頭部にある後頭筋という複数の筋肉があり、それぞれの筋肉は腱膜によって連結しています。
これらの筋肉が凝り固まってしまうと、頭の前後の筋肉が引っ張り合ってとっていたバランスがくずれてしまい、おでこが下がってきてしまいます。
おでこがたるむとまぶたも下に下がってきてしまい、目をあけるために頑張った結果、おでこのしわを作ってしまいます。
おでこのシワについてはこちら↓の記事でも紹介していますので気になる方はチェックしてみてください♪
頭皮がコリ固まり、頭皮の筋肉が弾力性を失うと、おでこだけではなく顔全体のお肉も下がってしまいますので、結果としてたるみやしわを引き起こします。
また、頭と顔の皮膚は一枚で繋がっている為、頭皮の血流が悪くなると顔の血流も悪くなります。
つまり、頭皮のコリが進むと酸素や栄養が行き渡りにくくなり、老廃物も排出されにくくなる為、顔がむくんだり、しわやたるみの原因にもなるのです。
チェック方法
自分の頭皮のコリがどのような状態か気になるという方は、頭皮を触って確認してみましょう。
チェックポイント1
・親指と人差し指で、頭のてっぺんの皮膚をつまんでみてください。全くつまめない、もしくは、つまめるけれど痛みがある、という場合は頭皮がでパンパンに張りつめている状態です。
チェックポイント2
・両手で頭を包み込むように押さえ、頭皮を左右前後に動かしてみてください。
健康な頭皮は柔らかい状態なので少しは動くはずですが、痛かったり動かないと感じたりした場合は、頭皮がコリ固まっている可能性があります。
小学生くらいの頃頭を触って少し動かして「カツラだ~」とかやってましたよね。私の周りだけでしょうか?(笑)
チェックポイント3
・片手の親指の第2関節を髪の生え際に当てて強めに押し、10秒数えて離します。2~3分たっても凹みが戻らないなら頭皮がむくんでいたり、弾力が失われているサインです。
対処法
頭皮のコリをほぐすには、指で優しくマッサージするのが効果的です。
疲れている時や寝る前など、いつ行っても良いのですが、頭皮が潤い血液の流れも良くなっている入浴中や入浴後は特にオススメです。
シャンプーの際に軽く頭を揉みながら洗う習慣をつけるのもよいでしょう。
特に決まったやり方はないので、自分で触ってみて気持ち良かったり、逆にゴリゴリして痛かったりするところを中心に揉みほぐしていけばOKです。
ただマッサージするうえでいくつか気を付けてほしいポイントがあるので紹介していきます。
力を入れすぎない
頭皮の筋肉はとても薄く、無理な力を加えすぎると傷ついてしまいます。
早くコリを取りたいからと強く押すのではなく、気持ちいい範囲でゆっくりほぐしていきましょう。
爪をたてない
爪をたてると頭皮が傷ついてしまいますので、指の腹で押すような感じで行いましょう。
頭頂部の方へ持ち上げるイメージで行う
顔の方に下げるマッサージをしてしまうと、顔のたるみやシワの原因になりかねません。
繋がっている顔の皮膚を上へ上へリフトアップするイメージで、マッサージしていきましょう。
短くても良いので毎日行う
何もしないとコリは蓄積されていきますので、その日のコリはその日のうちに解消できるように毎日続けていきましょう。
頭にはたくさんのツボがあります。以上のことに気をつけながら痛気持ちいいところから順々にマッサージしていきましょう。
こめかみや耳の周り、耳とあごの境目も忘れずに揉みほぐしてください。
ゆっくり押すことと、優しく引き上げることを心がけながら行うと小顔効果も期待できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。たるんでしまった皮膚を元に戻すのは大変です。できるだけたるみ・シワをつくらせないように、頭皮の状態にも少し気を配りながら生活していきましょう。
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