結婚のプレッシャーは別れにつながる?周りのカップルから考察してみた

若い時は「ただ好きだから付き合うという」のが基本でしたが、年を重ねるにつれ、特に20代後半を過ぎてくると結婚を意識した付き合いに変わっていきますよね。

彼女からの結婚アピールが辛い
親から早く結婚しろとプレッシャーをかけられてる

という結婚に対するプレッシャーの話をよく耳にします。

実際”それが原因で別れた“パターンや逆に”それをきっかけに結婚した“というパターンなど、結婚に対するプレッシャーは2人の関係になんらかの変化をもたらすようです。

そこで今回は現在アラサー(20代後半)の私の周りのカップルの様子を踏まえたうえで、プレッシャーがもたらす影響について考えていきたいと思います。

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目次

結婚につながっている場合も意外に多い!

あくまでも私の周りではの話なのですが、結婚した男友達に話を聞いたら

彼女から結婚のプレッシャーがあった

と答える人が大多数でした。

「特に今すぐ結婚というのは考えていなかったけれど、彼女から急かされて考えるようになった。」という意見が多かったのです。

結婚を考えられる人と付き合っていた

彼女からのプレッシャーに対して、別れるのではなく結婚につながったということは、きちんと結婚を見据えてお付き合いをしていたということが大きいと思います。

大学を卒業し、社会人として働いている中では、結婚を考えられる人と付き合うという考えの人が男女ともに多かった結果だと考えられます。

結婚

経済的に安定していた

厚生労働省が行った『未婚者が結婚について思うこと』という調査で、

経済的に十分な生活ができるかどうか

と回答した人が男女とも多かったことからもわかる通り、結婚には経済力も大きな要因となってきます。(参考:厚生労働省

いくら結婚したいという気持ちがあっても、貯金ゼロ、きちんとした職業に就いておらず収入も安定していない、となったら現実的に難しいですよね。

結婚した男友達の多くは、大学卒業後社会人として3年ほど勤めて、経済的にも気持ち的にも少し落ち着いてきたタイミングで結婚していました。

転職したてなど、まだ自分が不安的なときに結婚というのは考えにくいかもしれません。

共働きが増えたことも大きな要因

一昔前は女性は結婚したら仕事を辞めて家に入るのが一般的でした。

それはすなわち男性側が女性を養っていかなければならないということでしたが、現在は共働き世帯の方が割合が大きくなっています。

共働き世帯37.2%

妻が専業主婦24.9%

(2014年度)参考:厚生労働省

子どもができたりなどで奥さんが今後仕事を辞める場合もありますが、双方からの収入が見込めるという点では、男性側の責任が軽くなったと考えることができます。

彼女が結婚後も今と同じように働いてくれるのであれば、早めに結婚しても問題ないかな」と考える男性が増えてきたのではないでしょうか。

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結婚してくれないから別れたも多い

女友達からの報告では、逆に結婚につながらないから別れたというのも多かったです。

別れ

出産などの問題もあるので、女性の方が結婚のタイミングに対してシビアなところがあります。

20歳過ぎて付き合う人は結婚を意識できる人

というのが共通認識としてあり、結婚の可能性がない人とダラダラ付き合っているのは時間の無駄という価値観を持っています。

経済的に厳しいと思われる彼氏にはさっさと見切りをつけて、家庭を築いていくうえで重要な経済力や基本的な性格(金銭感覚だらしなさ)などを総合的に考えながら、新しい相手を探します。

そしてめでたく結婚生活を考えられる人と付き合ったとしても、何年経っても結婚する気配がないと別れを視野に入れ始めます。

うーん実に現実的(笑)

もちろんすべての女性がそうというわけではないですが(私も結婚願望がない方です 参照:結婚してもしなくてもいいと思っているアラサー女子の本音を語る )、

真剣に付き合ってくれている=結婚

という考えが根底にあるので、話をはぐらかされたり真面目に取り合ってくれないということは、自分との関係を真剣に考えてくれていないのではと不安になるのです。

そういった理由からも、結婚できないから別れたという女性が多いのだと思います。

結婚したいときプレッシャーはかけるべきかどうか

結局結婚したいときに“自分から彼氏または彼女にプレッシャーをかけた方がいいのか”ということを考えると、私は重たくない程度に結婚を意識させた方がうまくいくような気がします。

それには2つの理由があります。

意思が伝わるから

プロポーズする方からしたら、

結婚したいのかわからない人」より

自分と結婚したいと思ってくれている人

に対しての方が断然やりやすいですよね。

プロポーズ

自分がいくら「この人と結婚したい!」と思っていても、相手に伝わっていなければ意味がありません。

結婚の意思が伝われば案外すぐプロポーズしてくれるかもしれないので、スムーズに事を進めるには、日ごろからさりげなく結婚の意思を伝えておいた方がよさそうです。

また、「ゆくゆくは結婚する予定だけど、今ではない」と考えているパターンもあります。

そんな時に相手から結婚のアプローチがあれば、そのことを伝えるきっかけにもなり、今後どうすればよいかというのを2人で考えることができます。

待っている方もただ待っているのは辛いですが、相手がそういう風に考えているというのが分かれば不安も減りますよね。

対応でその人の本質がわかるから

もしあなたが結婚の話を切り出した時に、はぐらかされたまま半年もしくは1年以上何のアクションもない・・・というのであれば、相手は問題を先延ばしにする不誠実な人の可能性があります。

すでにプロポーズの段取りなども考えていたので逆にはぐらかした、という場合もあるので数か月は様子を見る必要がありますが(^^;)

しかし、そうではなかった場合は、こちらが真剣に話していることに対して真摯に向き合えない人であると考えられるので、「本当にこの人でいいのか?」を今一度考える必要があるかもしれません。

まとめ

私の周りでは結婚に対するプレッシャーが嫌で別れたというパターンはほとんどありませんでした。

逆にそれを機に結婚したという方が多かったです。

これは実際プレッシャーが本当の問題なのではなく、“そもそも結婚を考えられる状況にあるか”の方が大きいということをあらわしているのだと思います。

タイミングが違いこそすれ、双方に結婚の意思があるのであれば、別れるという選択肢は本来出てこないはずです。

プレッシャーが嫌なので別れたいというのは結局、自分はその人と結婚したいとは思っていないということではないでしょうか。

プレッシャーというと言葉が悪いですが、結婚についての話をするというのは2人の今後にとってとても重要なことだと思うので、我慢せず意思を伝えることが大切だと私は思います。

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