私の一番のコンプレックス、それはワキ汗です。
とりあえず量が半端ない。夏でも冬でも特に暑くもないのにしたたる汗。
小学生の高学年頃から自分の脇汗の量が人より多いことに気付き、学生の頃は特に恥ずかしい思いをしてきました。
どうにかできないかと色々な制汗剤を試してみましたが、においを抑えることはできても量はほとんど変わらず・・・。
手術も視野に入れながら生活していたのですが、あることに気を付けていたら汗の量が減っていることに気が付きました!
そこで今回は、私と同じように悩んでいる方の参考になればと思い、汗を減らすのに効果があった方法(お金は一切かかりません!)を詳しく紹介していきたいと思います。
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目次
脇汗を減らすのに一番効果があったのはズバリ食事!
今思えば、子供の頃から食事のメインはお肉というのが基本でした。
野菜や魚を取っていなかったわけではありませんが、割合的には
お肉6:それ以外4
といった感じでした。
それをお肉の量を極力減らし、野菜や魚、豆類などバランスの良い食事を心がけるようにしたら汗の量が確実に減りました!
これは本当に本当です(笑)
だいたい今はお肉2:それ以外8くらいになるように意識しています。
汗が出なくなるというわけではないのですが、変な汗(別に暑くもないのに湧き出る大量の汗)の量が半分以下になり、制汗剤がなくても生活できるようになりました。
順を追って詳しく説明していきます。
気付いたキッカケ
私は気温に関係なく脇のみ汗をかくのですが、その中でも特に量が多い日と比較的量が少ない日があったんです。
何が違うんだろうと考えていたら、汗の量が少なかった日以前の数日間、お肉をほとんど食べていなかったんですよね。
汗について調べると必ず、
『肉類は汗のにおいをきつくする』
となっていたのを思い出し、試しにお肉を食べないで生活してみたところやはり汗をかきにくくなりました!
調べてみたらお肉=動物性タンパク質は汗腺の働きを促す作用があるということで、食事はにおいだけではなく、汗の量にも関係していたのです。
汗を減らす食事のポイント①食材
汗のにおいを強くする食べ物としては
- 肉類
- 動物性脂
- 香辛料
- お酒、コーヒー
- 乳製品
- インスタント食品
などがあげられますが、私のなかで減らしてみて効果が実感できたのがお肉と脂ものです。
乳製品も控えたほうが良いかと思い、試しに毎日飲んでいた牛乳をやめてみたのですが、そこまで効果は実感できず。なので今でも牛乳は毎日飲んでいます(笑)
あまり何もダメこれもダメとしているとストレスが溜まってしまって逆に良くないので、私は自分の食事のなかのお肉の割合を極力減らすことにポイントをおいています。
以前は基本的にお肉中心の食事で、3食全てにお肉が入っていました。それをまず、朝に食べていたベーコンやウインナーを一切やめました。
お昼や夜はお肉を食べることもありますが、かならず野菜もお肉と同量以上食べるようにしたり、メインをお肉ではなく魚に変えたりするようにしました。
最初は物足りないし正直辛かったですが、汗が抑えられるならそっちの方が断然よかったので、続けることができました。
慣れてくるとお肉を食べなくても大丈夫になったので、今はとくに我慢しているといった感覚はないです。
外食などでお肉や脂ものをがっつり食べるときは、次の日の食事ではお肉を一切食べずさっぱりした和食を食べるなどして調整しています。
また、インスタント食品やスナック菓子だけの食事など、いくらお肉を食べなくても栄養が偏った(というより無い)食事をだと汗の量は増えるので、あくまでもバランスの良い食事をすることが大切です。
汗を減らす食事のポイント②調理方法
汗の量を減らすためには食材の調理方法も重要です。
動物性脂肪(動物の体内に含まれている脂肪。肉、バター、ラードなど)は汗腺を刺激してしまうため、汗をかきやすくなります。
それに加えて、体内で消化しきれなかった脂質は、皮脂としてカラダの外に出て毛穴を詰まらせ、酸化した皮脂はにおいの原因になります。
においがあると気になって余計に汗が出てきてしまうので、極力無駄な脂質を取らないように、揚げ物よりは煮物、炒め物より蒸し料理を選ぶようになりました。
栄養のためや気分的にどうしてもお肉が食べたいときでも、ベーコンなどの加工品やとんかつなどの揚げ物ではなく、脂身の少ない鶏肉を茹でたものにするなどしています。
注意した方がいいこと
汗を減らすためにはお肉を控えるのがいいと言いましたが、全く食べないというのはやめた方がいいです!
汗が止まったのが嬉しくて私も一時全くお肉を食べないで過ごしてみたことがあるのですが、1週間過ぎる前に肌がガサガサになりました(*_*;
お肉も体に必要な栄養素ですし、いきなりやめるのではなく、徐々に減らすようにしましょう。
また、10代の学生さんは体が成長している重要な時期なので、栄養バランスが崩れると健康に問題が出る可能性があります。
お肉の代わりに魚類を食べたり、偏った食生活にならないよう気をつけましょう。
汗を減らす食生活については、コチラ↓の記事でさらに詳しく紹介しています。
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普段から汗をかくようにすることも大切
食生活の次に汗の量を減らすのに効果的だったのは、日常生活で汗をかくことです。
大人になってからは運動する機会が減り、それにより必然的に汗をかく機会も減りました。
運動する習慣がないと汗腺がしっかりと機能しなくなります。
私もそうなのですが、デスクワークの方は一定温度の室内に長時間いることで、汗腺が休眠状態になることも・・・。
その結果、室温が僅かに上がっただけで脇ばかり汗が出たりします。
これは脇の下に集中している「エクリン腺」という汗腺が活発化するからです。
それを防ぐためには、日常的に汗をかき、全身の汗腺が機能するようにする必要があります。
私のように、少しの運動だけだと脇にしか汗をかかない方は、岩盤浴で強制的に全身から汗を出させるのが一番効率的です。
デトックスやリフレッシュもできて一石二鳥ですよ。
実際岩盤浴でたくさん汗をかいた後は、脇汗の量が減るような気がします。
ですがこれは一時的なもので、数日したら戻ってしまうので、定期的に汗をかき、汗腺を休眠させないことが大切です。
本当は毎日湯船に入って汗をかくのがいいと思うのですが、なかなか難しいです・・・。
脇を開いて風通しを良く!
腕をおろしている(脇を閉じている)状態だと皮膚が重なるため、発汗された水分が蒸発しにくく、蒸れやすくなります。
蒸れていると熱も発散されずさらに汗が出てきてしまうので、なるべく早く汗を蒸発させることが大切です。
そのためには、できるだけ脇を開いた状態にして空気が通るようにするのがオススメです。
体勢によっては難しいかもしれませんが、ピタッと閉じているのと少しでも開いているのだと、脇のジメジメ感も全然違うので試してみてください。
ただ脇汗を大量にかいた後に脇を広げるのも勇気がいりますので、汗をかく前から意識するのがポイントです(笑)
また、服の素材も熱や水分のこもるスウェット素材より、通気性の良い綿素材の方が良いですね。
まとめ
Tシャツの色が広範囲に変わるほど大量に脇汗をかく私に効果があったのは
・お肉や脂ものを控えたバランスの良い食事
・適度な運動
・汗を蒸発させる意識
でした。特に一番影響があったのは食生活です。
食生活が汗の量やにおいを左右すると言っても過言ではありません。
正直バランスの良い食事を取るって何にでも書いているじゃないですか。
健康のためだったり肌のためだったり。
だから正直『食生活ね、ハイハイ』くらいにしか思っていなかったのですが(笑)、やっぱり自分の体から出るものなので、体をつくるもとになる食事ってすごい大切なんです。
何も気にせずお肉や脂ものジャンクフードを食べている人を見ると『いいな~』と思うこともありますが、そのせいで大量の汗をかくと思ったら食べたさも消えていきます(笑)
制汗剤などで汗を抑えるにしても、もとの量が少ないことにこしたことはないので、脇汗に悩んでいる方は是非試してみてほしいと思います。
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