写真を撮る前やこれから人に会おうとしているとき、ふと鏡を見たら目が真っ赤で少し恥ずかしかった!
なんて思いをしたことありませんか?
私はよくあります(笑)
目にゴミが入ったり、寝不足だったりと様々な要因から目の充血は起こるのですが、たいていの場合は少し時間がたったり寝て休んだりすれば治ります。
でも他の人に見られる前にできるだけ素早く症状を抑えたい!
そんなときもありますよね。
そこで今回は、充血しやすい私に一番効果があった方法も含めながら、充血の原因や治し方を紹介していきます。
https://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/selfcheck/redeye/index2.jsp
医療法人藤田眼科
http://www.fujitaec.or.jp/ophthalmology/ketumakuen/
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目次
注意!こんな症状の場合は眼科に相談
次の見出し以降で紹介していくのは、疲れたり、目にゴミが入ったり・・・などの日常生活でよく起こるちょっとした充血を抑える方法になります。
次のような症状が起きている場合、以下の病気の可能性が高いのでまず眼科に相談しましょう。
・充血に加え、粘性のある黄みがかった目ヤニがでている
→細菌性結膜炎
・突然、目に何か入っているかのようにコロコロしたり、充血、まぶたの腫れ、たくさんの目やにや涙が出る
→流行性角結膜炎(はやり目)
・充血や目やになどの結膜炎の症状のほか、喉が赤くなり高熱が出ている
→咽頭結膜炎(プール熱)
・白目に出血があるのが特徴的で、強い充血と目やにが出る
→急性出血性結膜炎
・目が赤い、痛い、まぶしい、涙がでる、見づらい、かすんで見える
→ぶどう膜炎
他にも2、3日しても症状が治まらない、痛みなど充血以外の症状もでている場合も目に異常が起きている可能性があります。
重症化を防ぐためにも眼科で見てもらってください。
以上の症状に当てはまらず比較的症状の軽い方は、次から紹介する私が普段実践している方法をご参考ください。
また、ものもらいができてしまった時の隠し方については、こちら↓の記事で紹介しています。
⇒ものもらいを隠す方法3選!早く治すために気をつけたいことも紹介♪
充血を今すぐ治したいならとりあえず冷やすべし!
充血を治す方法として、私自身一番効果があったのがこちらです。
ずばり目を冷やすだけ。
後ほど詳しく説明しますが、目の充血というのは目の血管が膨らんでいる状態なので、冷やすことで血管を収縮させ、症状を抑えることができます。
やり方としては
目を閉じてまぶたの上から冷えたおしぼりや保冷材などを軽く当てるだけです。
数分もすると充血がおさまってきます。
こちらが3分ほど保冷剤を当ててみたときの比較画像です。
完全になくなってはいませんが、だいぶ充血が良くなっていますよね。
ちなみにこの時は寝起きで少し充血していただけで、特に目に異物が入っていたわけではありませんでした。
ですから冷やしただけで治りましたが、ゴミ等が入っている場合は目薬や水で洗うなどして、必ずそちらを取り除いてから冷やしてください。
また、乾燥によっても充血が起こることがあるので潤い成分が入った目薬(充血用じゃなくてOKです)をさしてから冷やすのもオススメです。
私自身とても充血しやすい体質なのですが、充血用の目薬をさしても効果がなく(むしろ悪化していたので)困っていました。
相性もあるとは思いますが、目薬に入っている成分が逆に刺激になってしまったのだと思います。
ですがこちらのやり方だと目に何か入れるわけではないのでそういった心配がなく、目を閉じることで目を休めることもできるので一石二鳥ですね。
その他の充血を治す方法
異物を洗い流す
目に何か違和感がある場合は、まずは目薬などで異物を洗い流しましょう。
水で洗ってもよいですが必ず清潔な状態で行ってください。
可能であれば鏡で何がどこに入っているかを確認すると、異物を取りやすくなります。
目を休める
近くの物ばかりを見ていると目のピントを調節に関わる筋肉、「毛様体筋」が常に緊張した状態になり、毛細血管が膨張して充血してしまうこともあります。
1時間ごとに遠くを見るようにしたり、瞳を上下左右に動かしたりする事で目の緊張が和ぎ充血を抑えることができます。
<オススメストレッチ>
・近くのものを10秒~20秒見つめたあと、なるべく遠くの物に目を移し5分間、ぼんやりと眺めるのを数回繰り返す。
・一度目をギュッと閉じて、パッと開ける→ 頭を動かさない様に黒目を右左上下と動かすのを2、3回繰り返す。
目の渇きを潤す
乾燥は充血の原因になりますので、意識的にまばたきをしたり、うるおい成分が入った目薬をさしたりして目の渇きを潤しましょう。
コンタクトを使用している方、パソコンやスマホを長時間見ている方は特に目が乾燥しやすいので意識してみてください。
また、湿度が低く乾燥する冬はとくに充血がおこりやすいので、部屋を加湿するのも効果的です。
目薬をさす
目薬には炎症を抑える成分が入っているものも多いので、その時の原因に合わせた目薬を使用しましょう。
★屋外で長時間紫外線を浴びたとき
炎症を抑える効果のあるグリチルリチン酸二カリウムやイプシロンーアミノカプロン酸の入った目薬
★花粉などのアレルギー反応がでたとき
かゆみを抑えるクロルフェニラミンマレイン酸塩やアレルギー作用を抑えるクロモグリク酸ナトリウムを配合した目薬
★細菌が入ったとき
細菌の発育や増殖を抑えるスルファメトキサゾールの配合された目薬
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そもそもどうして目が赤くなるの?
充血とは簡単に言うと、目の血管が膨らんでいる状態です。
白目の奥にある血管は、普段は細いため目立たないのですが、何らかの原因で膨らむことにより目の表面が赤く見えるようになります。
血管が膨らむ原因として考えられるのは
- 外部からの刺激
- 目の疲れ
- アルコールの摂取
などが考えられます。
外部からの刺激
ゴミが入ったり、花粉などのアレルギー物質や細菌によって目が刺激を受けたりすると、結膜が異物を排除しようと炎症反応が起きます。
その炎症反応のひとつとして目の血管が膨張することによって目が充血します。
目を強くこすったり長時間紫外線を浴びたりしたときにも同様の症状がでます。
目の疲れ
目も体の一部なので、疲れてくると回復のために多くの酸素や栄養が必要になります。
それらをたくさん運ぶために、血液の量が増え、血管が膨らみます。
また、目を使い続けることによっておこる眼精疲労の症状として充血が起こることもあります。
スマホやパソコンを長時間使っていると、無意識にまばたきの回数が減ってしまいます。
それにより目の表面の油の膜がなくなってしまうので目が乾きやすくなり、ドライアイを引き起こします。
アルコールの摂取
アルコールには血管を太くして血流を増やす作用があるため、お酒を飲むと目の血管が広がり充血が起こります。
お酒を飲んで顔が赤くなりやすい人は目も充血しやすいです。
ちなみに、お酒に限らず顔がすぐ赤くなるという方はこちら↓の記事も合わせてご覧ください。
充血しているときのNG行動
目をこする
充血しているときに一番やってはいけないのは目をこすることです。
目にゴミが入っている場合ゴミを目に押し込んで傷つけることにもつながりますし、もうすでに傷ができていてそれによって充血している場合、さらに痛みが増してしまいます。
汚い手でさわる
手から細菌が入ることで、ものもらいなど他の症状を引き起こしてしまうこともあるので、目の周りをさわるなら必ず手を洗ってからにしましょう。
コンタクトを入れる
充血しているときは目が疲れている、ダメージを受けているという状態なので目の負担になるコンタクトレンズはできるだけ控えるようにしましょう。
まとめ
今回紹介したのは日常生活で起こりやすい充血への対処法です。
目ヤニがひどい、2、3日たっても充血が治らない、など症状が重い場合は目の病気の可能性がありますので放置せず眼科を受診してくださいね。
また、目が充血するというのは疲れていたり目がダメージを受けているというサインです。
その場だけ症状をおさめればよいというのではなく、食事と休養をしっかりとり、体の中から目を休めてあげるということを意識してください。
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