冬になると特に目立つかかとのひびわれ。
見た目が悪いだけではなく、ストッキングがひっかかって伝線したり、皮がむけて痛くなったりと生活にも支障をきたしますよね。
私自身数年前からかかとが分厚くガサガサになっていて、タイツが引っかかるだけではなく、
ベッドの足の部分のシーツがかかととの擦れにより毛玉っぽくなっていて、そこに更にガサガサかかとが引っかかる・・・
という悪循環を引き起こしています(*_*)
これはさすがに改善しなければ!ということで、ガサガサかかとの改善方法を調べてみました。
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目次
ガサガサかかとを改善するには?
ひび割れの程度によって改善するまでの期間やケア方法が多少違ってくるのですが、一番大切なのが保湿ケアです。
乾燥を防ぎつつ、かかとに負担をかけない生活をすることが基本の対策になります。
それでも解決しない、かかとがかなり硬くなってしまっている人は角質ケアも同時に行っていきましょう。
1.保湿ケア
症状が軽い方も重い方も、まず皆さんにやっていただきたいのが、保湿ケアです。
かかとがガサガサになる主な原因は乾燥なので、改善するためには潤いを補給する必要があります。
お風呂上りや寝る前などに、かかとに保湿クリームを毎日塗ってください。
大切なのは継続することです。
塗ったり塗らなかったりだと正直あまり効果が出ません。(実際私がそうでした・・・)
クリーム選びのポイント
保湿クリームはできればかかと用となっているものがよいのですが、ガサガサがひどい場合は尿素を配合したクリームを使うのがオススメです。
尿素には、硬くなった角質を剥がして皮膚を柔らかくする効果があるため、分厚くなってしまったかかとに使用すると、硬くなったタンパク質を溶かしかかとを柔らかくする効果が期待できます。
ただし、尿素は使い続けることで肌のターンオーバーが早くなり、角質が薄くなりすぎてしまう可能性があるので、症状が落ち着いたところで尿素の濃度が低い(もしくは配合されていない)クリームにチェンジしましょう。
保湿力の高いセラミド配合のものがオススメですが、若干値段がお高めです。
他には天然由来のオイルやワセリン、グリセリンやシアバターなどを配合しているクリームだと油分が多く、きちんと潤いを閉じ込めることができるのでかかとケアに効果的です。
2.かかとへの刺激の軽減
保湿ケアと並行して気を付けていただきたいのが、かかとへの刺激の軽減です。
硬い靴やサイズ・形のあっていない靴を履くと、必要以上にかかとへの衝撃や摩擦が起こり、結果としてかかとが硬く分厚くなってしまいます。
なるべくクッション性のある靴を選んだり、厚めのインソールを入れて履くようにするのがいいでしょう。
また、部屋の中を歩くときは裸足ではなく、柔らかめのスリッパやルームシューズを履くようにしましょう。
これが結構重要で、意識してみると裸足で歩くのと何かを履いて歩くのだと足にかかる衝撃が全然違うんですよね。
特にフローリングは硬いので、最低限靴下を履くだけでもかかとへの負担の軽減につながります。
3.スクラブやピーリングで角質を除去
上記のケアを約1ケ月程度続けてみてそれでも全く改善されないということであれば、市販のスクラブやピーリング剤で古い角質を除去してあげることも必要です。
硬い角質がなくなることによって保湿クリームが内部まで浸透しやすくなります。
ただしここで注意していただきたいのは、こちらのケアはやりすぎると逆効果になってしまうということです。
刺激が強すぎたり、角質を削りすぎたりしてしまうことで、刺激から身を守ろうと更に角質が厚くなってしまいます。
そうなると意味がありませんので、多くても週2回のペースで行ってください。
角質の厚さ硬さが改善されてきたら、こちらのケアは継続しなくて大丈夫です。
ボディスクラブ
ボディスクラブはかかとの角質ケアの方法としては、比較的かかとに優しく、角質のはがしすぎが起こりにくい初心者向けの方法です。
スクラブを使用するときは足を濡らし、こすりすぎずに優しくマッサージするようにしましょう。
角質除去力が高いフット用のスクラブもありますが、刺激が少ない全身用のボディスクラブでも問題ありません。
ハンド用のスクラブだと粒が細かいので更にお肌に優しいです。
>>ラッシュのハンドスクラブで簡単につるすべ肌を手に入れる方法
ピーリング
スクラブより角質を除去してくれる力が強いのがピーリングです。
ジェルやパックなど色々な商品が販売されており、お肌に合わせて好みのものを選ぶことができます。
ただお肌に直接つけるものだけに、刺激を感じたり、違和感がある場合は使用を中止するようにしてください。
軽石ややすり
軽石ややすりを使って角質を削るのは、角質を無理に削り落としてしまうリスクがあるのであまりオススメできません。
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かかとが硬くガサガサになる原因は?
そもそもどうしてかかとだけ異様に硬くなりやすいのでしょうか?
それには以下の5つの原因があります。
- 乾燥しやすい
- 外部からの刺激
- 角質層が多い
- 古い角質がたまりやすい
- 水虫
それぞれ詳しく見ていきます。
乾燥
冬にだけガサガサになるという方は、表面の角質層の水分不足による乾燥が主な原因です。
かかとには皮脂を分泌することで肌を保湿・保護する役割を持つ皮脂腺がないため、特に乾燥しやすい部位となっているのです。
それに加え足は血液やリンパの流れが滞りやすい場所です。
血液が滞ると栄養がきちんと行き届かないため、乾燥しやすくなってしまうのです。
ですから保湿ケアに加え、血液やリンパの流れを良くするためにかかとのマッサージをするのがオススメです。
足のマッサージをするときのついででもよいので、足の裏全体をもみほぐすような感じでマッサージしたり、足の指を閉じたり開いたり動かすことでも血液の流れが良くなります。
外部からの刺激
かかとや足の裏は、歩いたり立っているだけでも全体重がかかる部位なので、1日中多くの刺激があります。
また、サイズがあっていない靴を履いていたり、サンダルなどで紫外線を浴びたりすることも、角化症を進行させる一因になります。
角化症とは外的刺激から皮膚を保護しようとどんどん角質が厚くなる現象で、それによりガサガサからひび割れになっていきます。
乾燥している肌は普段よりダメージを受けやすくなっているので要注意です。
角質層が多い
足のかかとは身体の一番下部にあたり外部のものに触れるため、もともと角質層が多くなっています。
たとえば顔の場合、7〜8層もしくは14〜15層くらいの角質層で守られていますが、足のかかと部分は、150層程度にもなります。
かかとが乾燥しがちな状態が続くと、古い角質が蓄積され角質層がどんどん厚くなっていき、そこに歩行による靴の摩擦などの負担がかかることでさらに角質層が硬くなり、ひび割れが生じてしまうことがあるといわれています。
古い角質がたまりやすい
乾燥や外部刺激によって角質はどんどん厚くなっていくのですが、肌のターンオーバーが正常に機能していれば、古い角質は垢として自然に剥がれ落ちていきます。
ですがもともと足は血液やリンパの流れが滞りやすい箇所のため新陳代謝が悪くなりがちです。
それに加えてストレスや加齢、疲れなどによって肌の再生能力が衰えると、古い角質がそのまま蓄積され分厚くなっていきます。
厚くなった角質層では水分が行き渡りにくく乾燥が進み、さらに角質が厚くなりひび割れに…という悪循環に陥ります。
水虫などの雑菌の可能性も・・・?
実は水虫などの雑菌によってもかかとは硬くなり白く粉を吹いたりします。
足の指などの水虫と異なり、ほとんどかゆみがないため気づきにくいのが特徴です。
これは水虫の原因の白癬菌が皮膚の奥に存在しているためですが、放置しておくと指や爪に感染する可能性もあります。
足のかかとのガサガサが乾燥なのか水虫なのかを判断するのは素人には難しいのですが、かかとの角質が異常なほど厚く、ケアしても治らない場合は水虫の可能性があります。
他には、
- 家族に水虫の人がいる
- 足の指と指の間に水虫がある
- 以前に水虫になったことがある
- 足の裏全体がガサガサしている
といった症状があれば、水虫かもしれません。
皮膚科を受診すれば、水虫の原因である白癬菌がいるかどうかを調べてもらえますので、気になる方は早めに受診しましょう。
まとめ
かかとガサガサ女子を卒業するためには、かかとを大切にしてあげることが必要です。
顔に比べ足のケアは怠りがちですが、保湿をしたり、負担をかけないように気をつけたりするだけでも違ってきます。
そして大切なのはケアを継続することです。
ピーリングなどで一時的にキレイにしても、習慣を変えなければすぐ元通りになってしまいます。
かかとは角質層が厚くターンオーバーの期間も2~3ヵ月と通常より長いため、根気強くケアを続けていく必要がありますが、ツルツルかかとを目指して頑張っていきましょう。
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